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怒り爆発!元宝塚・毬谷友子、参政党代表「高齢女性は産めない」発言を痛烈批判「差別」「看過できない」

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元宝塚歌劇団の女優で、現在も幅広く活躍する毬谷友子さん(65)が、2025年7月4日付のX(旧ツイッター)で大きな怒りを露わにしました。その矛先は、参政党の神谷宗幣(かみや・そうへい)代表が参議院選挙公示日の街頭演説で行った「高齢の女性は子どもが産めない」などの発言に向けられたものです。

神谷宗幣代表の「少子化対策」発言が物議

参議院選挙(7月20日投開票)が公示された7月3日、神谷代表は街頭演説で少子化対策について言及しました。その中で彼は以下のように述べ、大きな議論を呼びました。

「子どもを産めるのも若い女性しかいないわけですよ。これ言うと差別だという人がいますけど違います、現実です。いいですか、男性や申し訳ないけど高齢の女性は子どもが産めない。だから日本の人口を維持していこうと思ったら、若い女性に子どもを産みたいなとか、子どもを産んだ方が安心して暮らせるな、という社会状況を作らないといけないのに、働け働け、とやりすぎた」

毬谷友子、Xで怒りと疑問を爆発「国会議員にふさわしくない」

この神谷代表の発言、特に「申し訳ないけど高齢の女性は子どもが産めない」という部分に、毬谷友子さんは強く反応。自身のXで以下のように厳しく批判しました。

  • 「『申し訳ないけど』って何?」: 神谷氏の前置きに対して強い違和感と怒りを表明。
  • 「この人物は、国会議員にふさわしくない」: 政治家としての資質を根本から疑問視。
  • 「選挙以前の問題だ」: この発言自体が選挙の是非を超えた重大な問題であると指摘。
  • 「怒りで震えているんですけど」: 発言への強い感情的ショックを率直に表現。
  • 「女性の価値というのは、子供を産む事だけなのでしょうか?」: 神谷氏の発言の根底にある、女性の価値を生殖能力に限定するような考え方に対して根源的な疑問を投げかけました。

「差別」「排外主義」「看過できない」と問題の本質を指摘

毬谷さんはその後も投稿を重ね、神谷代表の発言の問題の本質をさらに深く掘り下げて批判しました。

  • 「差別です。絶対に看過出来ない」: この発言を明確に「差別」と断定し、社会が見過ごすべきではない重大な問題であると強く訴えました。「看過出来ない」という強い言葉で、許容できないという意思を明確にしました。
  • 「この発言そのものが差別であり排外主義であるという事が理解出来ない社会であるとしたら、かなり危険だと思います」: 神谷氏の発言を単なる不適切発言ではなく、「差別」と「排外主義」に根ざした危険な思想の表れと位置づけました。さらに、こうした発言が問題視されず、理解されない社会そのものの危険性に警鐘を鳴らしました。

ネット上でも大きな反響、賛否両論のコメント殺到

毬谷友子さんの一連の投稿は瞬く間に拡散され、日刊スポーツの記事にも384件ものコメントが寄せられるなど、大きな反響を呼んでいます。コメント欄では、

  • 毬谷さんの意見に共感する声: 「言い得て妙」「全くその通り」「勇気ある発言に感謝」「女性の価値は多様であるべき」
  • 神谷氏の発言を擁護・支持する意見: 「現実を言っただけ」「少子化対策の本質を突いている」「感情論で反論している」
  • 中立的な立場からの意見: 「表現は不適切だが問題提起は重要」「建設的な議論が必要」

など、賛否両論が激しく交錯しており、この問題が単なる政治家の失言を超えて、社会の根深い価値観や女性の生き方、少子化対策の本質を問う重大な論点となっていることを浮き彫りにしています。

「女性の価値=出産能力」という根深い偏見への挑戦

毬谷友子さんの怒りは、単に一政治家の発言への反発にとどまりません。神谷代表の発言が露呈したのは、女性の社会的価値や存在意義を「子どもを産む能力」に矮小化する、古くて根深い偏見です。65歳というご自身の年齢も含め、あらゆる年齢の女性が、出産の有無に関わらず、社会において多様な形で尊重され、貢献し、生きる価値を持つ存在であるという、ごく当たり前の主張が、この批判の核心にあります。

「看過できない」発言が問うもの

毬谷さんが繰り返し強調した「差別」であり「絶対に看過出来ない」という言葉は重いものです。これは、選挙戦術や政治的主張の範囲を超え、人としての尊厳や平等を損なう言動に対しては、断固として声を上げ、容認してはならないという強いメッセージです。特に、公の場で発信力を持つ政治家が、特定の属性(ここでは年齢と性別)に基づいて個人の価値や社会における役割を決めつけるような発言をすることの危険性を、私たちに突きつけています。

今後の展開と社会的影響

参議院選挙真っ只中のタイミングでのこの問題発覚は、神谷宗幣代表および参政党にとって大きなダメージとなり得ます。有権者、特に女性有権者や高齢層の支持に影響を与える可能性は否定できません。一方で、毬谷友子さんの発言は、女性の権利や多様性の尊重、差別的な言動への反対運動をさらに活性化させるきっかけとなるかもしれません。

この「看過できない」発言をめぐる議論は、単なる選挙期間中のスキャンダルではなく、私たちの社会が「女性とは何か」「個人の尊厳とは何か」「多様性をどう認め合うか」という根源的な問いと向き合う重要な契機となるでしょう。毬谷友子さんの「怒り」が、より広く、より深い社会的対話へと発展していくことが望まれます。

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